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骨折について

運動器不安定症ロコモティブシンドローム関節リウマチ痛風骨粗鬆症ガングリオン変形性関節症軟部腫瘍骨折小児の骨折捻挫しびれ術後感染症

骨折の原因

骨折のおもな原因は、外傷、過度の運動、病気です。

外傷による骨折は、外力がかかったことによって起こります。
例えば、転倒、転落、衝突、交通事故などによる外力がかかった場合です。
軽い転倒など弱い外力の場合は、骨折しても軽度ですみますが、交通事故や高所からの転落のような強い外力の場合は、複数の箇所が骨折したり、開放骨折によって他の臓器が損傷する場合もあります。
過度の運動による骨折は、骨の特定の部位に繰り返し外力がかかることで起こる骨折で、疲労骨折といいます。マラソンのように走る競技では脛骨が、サッカーやバスケットでは中足骨などによくみられます。
病気による骨折は、病気のために骨がもろくなっているため、軽微な外力によって骨折を起こします。

骨折の症状

強い外力によって、本来、ひとつの骨が損傷してつながりが絶たれてしまう状態が骨折です。
骨折の症状には、完全に骨のつながりが絶たれる完全骨折と、部分的につながっている不全骨折があります。

この他にも、骨折は、折れ方によって、いろいろな名前がついています。

棒を折るようにまっすぐ折れた場合は横骨折、斜めに折れた場合は斜骨折、ねじったように折れた場合は螺旋骨折、ひびが入ってもつながっている場合は亀裂骨折、くぼんでいる場合は陥没骨折、押しつぶされた場合は圧迫骨折、一部分がはがれている場合は剥離骨折、ばらばらにくだけている場合は粉砕骨折といいます。
また、骨だけが折れた場合には単純骨折、骨以外の組織が損傷を負った場合には複雑骨折というように、損傷を受けた組織の状態によって呼び方がかわります。

また、骨折の原因、骨折の状態、外力の加わり方、折れた骨の名前や骨折したからだの部位名によっても分類されます。
複雑骨折の中で、骨の周りの皮膚が破れて外から骨が見える場合を開放性骨折と呼びます。
骨が体外に露出するため、感染のリスクが大きくなります。
小さな外力が継続的に加わって骨折するものを疲労骨折と呼びます。
病気によって骨が弱くなったり、骨粗鬆症、骨腫瘍、骨髄炎など骨の病変 によって骨がもろくなって骨折するもの病的骨折と呼びます。

骨折の治療方法

骨折の場合、折れた骨がずれているかどうかによって、治療法は異なります。
骨がずれていない場合はそのまま固定し、ずれている場合は骨をもとの正常な位置に戻すことが必要ですすが、痛みを伴う場合などは麻酔をして手術を行ないます。

骨がずれた場合には、正しい位置に保つために牽引などの治療が行われます。これは折れた骨が靱帯や腱、周辺の筋肉の力で引っ張られてずれてしまっている場合など、重りのついた牽引装置で持続的に引っ張って正しい位置に保つために行われます。

骨折した骨がずれている場合は、麻酔をした上で、骨折箇所を皮膚の上から手で整復します。
さらに骨折の状態がよくない場合には、皮膚を切開した上で、直接骨を正常な位置に戻す手術を行います。

また、骨折部位を保護し、動きを制限するために外からギプスで固定して維持します。
外固定をするのに細長い副木を骨折した部分にあて、弾性包帯やテープで固定する場合もあります。これは患部の腫れがひくまでの、骨折の初期治療などによく用いられます。

骨のずれを整復する手術をした場合は、金属のピン、ワイヤー、スクリュー、プレート、ロッドなどを用いて体内で骨を固定します。 折れた骨をつなぐ場合には骨節合術を行います。

全身の症状

その他部位の症状